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インビザラインのデメリットや失敗してしまうケースとは?

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インビザラインとは矯正治療ではスタンダードなブラケット矯正とは異なり、ワイヤーを使用しないマウスピース矯正システムのひとつです。ほかにもマウスピース矯正システムはいくつかありますが、インビザラインはアメリカのアライン・テクノロジー社が提供しているシステムのことです。世界中で多くの人が使用しているシステムで、多くのメリットがありますが、もちろんほかの治療と同様にデメリットも存在します。今回はどのようなデメリットがあるかご紹介していきましょう。

インビザラインのデメリット

抜歯が必要な場合の矯正には向かない

ブラケットなどを使用した矯正方法では、しばしば抜歯をおこなうことがあります。なぜかというと、矯正治療は歯を動かして噛み合わせを正常にしていく治療ですから、歯を並べていくスペースが必要になるからです。重度な叢生(そうせい:歯がデコボコに生えている状態)などの症例でよく抜歯がおこなわれます。抜歯をする部位は、あまり咀嚼に関与していない第一小臼歯(前歯から4本目)の場合が多く、上下左右、4本を抜歯することもあります。インビザラインで矯正する場合には、この抜歯をしない場合がほとんどです。健康な歯を抜かないことはメリットともとれますが、インビザラインの場合、抜歯してスペースを必要とするほど歯を動かせないということが理由のひとつです。つまり、重度の症例の場合にはインビザラインが適応にならない可能性があるのです。ただし、インビザラインの抜歯、非抜歯は歯科医師の判断によります。

アタッチメントをつける必要がある

ブラケット矯正の場合には、ブラケットを歯の表面に歯科用接着剤で固定する必要があります。一方、インビザラインでも「アタッチメント」という白い突起物を固定して、マウスピースがずれるのを防止することがあります。インビザラインではマウスピース以外付けないと思っている方もいるかも知れませんが、多くの場合アタッチメントを付けることになります。ただ、非常に小さく色も白いので、目立つものではありません。付けないで治療をすることも選択できますが、治療結果の予測が不確実になることもあります。

歯を削る必要がある

インビザラインの治療では、あまり抜歯がおこなわれないことをご紹介しましたが、歯を並べるスペースが少し不足している場合には、歯を削る処置をおこなうことがあります。これは、ブラケットを使用するワイヤー矯正の「非抜歯矯正」と同じ治療方法です。歯を削るといっても、最大で0.5ミリと歯の表面であるエナメル質にとどまり、通常痛みは感じませんので麻酔も必要ありません。しかし、歯を並べるスペースが大きく不足している場合には、多数の歯を削ることになりますので抜歯をする矯正方法を検討する場合もあります。

奥歯を噛む力が弱くなる

インビザラインの治療で多く見られるのが、奥歯の噛み合わせが当たりにくくなることです。これは、上下の奥歯でマウスピースをはさみ、その力が歯を動かす働きをしているためです。特にプラキシズムといわれる、食いしばりや歯ぎしりの癖があると多く発生するといわれています。このような症状が出てしまっても、ワイヤーによる矯正などにより、かみ合わせは回復できますから過度な不安は必要ありません。

装置がズレると作り直しになる場合がある

インビザラインでは、一度歯型を採ってそれをもとに正常な歯並びに近づけるためのマウスピースを多数製作します。それを期間をおいて装着し、歯を動かしていくのです。歯を動かすためにはマウスピースが密着していなければなりませんから、もし、何らかの理由でマウスピースと歯の間に隙間が出てしまったら、もう一度歯型を採って作り直す必要があります。

1日長時間つけていなければならない

インビザラインの大きな特徴は取り外しが可能なことですが、疲れたら外してもよいということではありません。推奨されている装着時間は22時間ですから、かなり長い時間装着することを事前に知っておきましょう。

インビザラインが失敗してしまう原因は?

治療計画の見通しが甘い

インビザラインは使用するマウスピースの名称ではなく、一連のシステムの名称です。3Dシミュレーションによって正確な治療計画を立てるシステムですが、人間の身体は計算通りにいかない場合もあります。そこの部分は矯正歯科医の経験や知識が求められますので、患者側はよりよい歯科医院を選ぶ必要があるでしょう。

インビザライン矯正が受けられない症例だった

こちらの理由も、ドクターの治療見通しによるものです。前述のようにインビザラインには適応とならない症例も多くあります。どの治療方法を選択するかは、治療の成否にかかわる重大なことと認識しましょう。

装着時間が不足していた

前述したようにインビザラインの大きな特徴は取り外しが出来ることです。しかし、歯を動かすためには22時間、最低でも20時間の装着が必要なのです。そのことをよく理解して自己管理をしないと、治療の失敗につながってしまいます。

マウスピースの交換時期を守らなかった

こちらの理由も患者側が管理を怠ることが原因です。マウスピースは交換のたびに少しずつ歯が動くように設計されています。指示通りに交換をしないと思うような治療結果は得られません。

口腔内のケアを怠っていた

インビザラインは歯磨きの際には取り外せますので、矯正中の口腔メンテナンスには適しているといえます。しかし、ほとんどの時間は装着しているため、唾液が歯に流れにくくなることがあります。唾液は細菌などから歯を守る役目もありますから、唾液が少なくなる分、メンテナンスをこまめにする必要があります。歯磨きだけでなく、歯間ブラシや舌のそうじなどもおこなって口腔内の状態を清潔に保つことが大切です。

適切なインビザラインの治療を受けるために

適切なインビザラインの治療を受けるために一番大切なことは歯科医院選びだといえます。矯正治療は患者さんごとに症状が違うので、いかに多くの症例を経験し、知識を蓄えているかが大きいのです。マウスピース矯正は導入も比較的容易で自由診療という背景もあり、近年ではあまり経験のないドクターも治療を開始する傾向があります。もちろん、歯科医師であれば治療は可能ですが、できれば突発的なトラブルなどにも対応できるように、インビザラインの症例が多い歯科医院を選ぶことをおすすめします。

インビザラインの症例が多いクリニックを選ぶ

では、インビザラインの症例が多い歯科医院とはどのような基準があるのでしょうか。あくまでひとつの目安ですが、インビザラインシステムを提供するアライン・テクノロジー社が症例数によってステータスを分類しています(※)。プラチナステータスでは1年間の症例数が50症例以上、プラチナエリートステータスは1年間の症例数が80症例以上といった分類で、最高のブラックダイヤモンドステータスでは、1年間の症例数が400症例以上となっています。もちろん、症例数が少ないドクターでも適切な治療をおこなっているドクターがほとんどですが、症例数が多いということはさまざまな経験をしているということに間違いはありません。インビザラインの治療をおこなう多くの歯科医院ではステータスを公表していると思いますので、クリニック選びの際にぜひ、参考にしてください。

※【参照元】インビザドクター:インビザドクターの認定基準

矯正種類の豊富さ
選んだクリニック3

歯並びに対するコンプレックスを解消するには、歯を正しい位置に整える矯正治療を行います。しかし、矯正をするには、虫歯や歯周病のない状態で始めるのが基本。歯の状態をトータル的に見極め、矯正をはじめるには虫歯や歯周病治療にも対応する総合歯科が良いと言います。また、矯正治療といっても装置の種類は様々。ワイヤー矯正(唇側・舌側)やマウスピース矯正、セラミック矯正、インプラント矯正などがあり、歯並びの状態や矯正中の見た目に合わせて提案してもらえます。そこでワイヤー矯正(唇側・舌側)やマウスピース矯正、セラミック矯正、インプラント矯正に対応する、このサイトに掲載の東京の総合歯科をご紹介(2021年9月時点)。

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    東京駅前しらゆり歯科のHP画像

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    ソフィア歯列矯正歯科医院のHP画像

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    部分矯正や後戻りの
    治療に特化

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    • マウスピース矯正(インビザライン・アソアライナー)

    特徴

    「口の健康管理を行うこと」をモットーとして、予防歯科に重点を置いている歯科医院。昔矯正した後戻りや部分矯正の治療を行っています。

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